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全国の看板屋さんに毎週交代でコラムを書いてもらいます。

第1回 〜ホームページをプレゼンスペースとして使う
大阪府 デキシー 中島昭二さん


はじめまして、デキシーの中島といいます。

大阪でカッティングシートの加工及び施工をやらせてもらっています、もともとはカッティ ングのために買ったパソコンですが、すっかりハマってしまい3D、WEB、データベースまで幅広く手を染めている反面、いまだにドリルで壁に穴をあけることすらままならないチュ〜トハンパなやつです。

そんな僕が看板についてお話することなど恐れ多くてとてもできません、今回コラムのお話をいただいたときは迷いましたが、パソコン関連の情報ならみなさんのお役に立つ話もちょっとはできるかも?ということでお引き受けした次第です。

さて、昨年はITという言葉が大いに流行りましたが、カッティングの場合、それまで専門のシステムだったものが、プロッターと汎用ソフトとフォントを購入するだけでできるようになり導入コストは劇的に安くなりました。しかしそれよりも大きな変化は他のソフトとの連携ができるようになったことです。

デザイナーがMacで作ったロゴをプリントアウトしたものを看板屋さんがスキャナーで読 み込んでデータ化するという今から考えるとあまりに無駄な作業に時間とコストを費やしていたのがダイレクトにカットできるようになりました。

しかし当初はフロッピーでの受け渡しというこれまた無駄な事をやっていましたし、MacとWindowsでのデータのやりとりがうまくできないということもありました。

今ではメールでデータを送るというは当たり前のことになり、インターネットを通じて他府県の業者さんと仕事をすることも珍しくないと思います。
しかし、いまだに900KBもあるようなファイルを圧縮もせずに送る人もいますからまだまだ発展途上という感も否めません。

デザインの確認などはメールよりもホームページを活用した方が良いのではないでしょうか。メールにデータを添付するよりも、ブラウザでプレゼンをした方がより発展的な提案ができると思います。

そのためのツールとしてぜひ使ってみて欲しいのがマクロメディア社  http://www.macromedia.com/jp/ 
の「フラッシュ」というソフトです。

よくホームーページを見たときに文字がビヨーンと飛んで来たりするのがありますよね、あれです。


このソフトは基本的にベクトルデータ(イラストレーターなどのアウトラインのデータ)で表示しますから画面の解像度に依存せず、パソコンの画面いっぱいにロゴを表示したとしても小さなデータサイズで済みます。


さらに動きを与えたり、ボタンを作って、マウスでクリックすると色が変わったりページが変わったりといろいろなイベントを加えることができます。


ただタイトルにアニメーションを入れられると2回目からは見るのがウザイということになりかねないのでこの辺は充分な配慮が必要です。

フラッシュを見るためにはブラウザにプラグイン(機能を追加する小さなソフト)をインストールする必要があります、インストール自体は簡単で短時間で済むのでわりと多くの人がすでにインストールしているようです。

というわけで、せっかくプロバイダからスペースをもらっているのですから、一般に公開するしないはともかく、もっとホームページスペースを活用してみませんか。

中島昭二 nakashima@harikiri.net
いつまでたっても看板屋になりきれない大阪のいっちょかみぃ
今年も貼る・切る・ネットの三本柱でがんばります!
ハリキリネット  http://www.harikiti.net