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再剥離用キャスト塩ビメディアの使用をお薦めします。
通常のメディアの糊は強粘着、永久接着タイプのものが普通ですが、このタイプの物を使用しますとボディー表面の塗装を傷めてしまいます。基本的には後日剥がす事を考慮に入れたメディア選択が必要です。一般的にはカーラッピング用として販売されているものがこれに該当します。
基材の塩ビですが、車や電車等にはバンパーや車輪ハウス等の部分に3次曲面があり、この部分まで貼れなければなりません。従って貼り施工者はドライヤーで温めてメディアを伸ばしながら貼っていきます。この時メディアが充分に伸びに対して追従できなければなりません。
また、作画された画像も伸ばした部分が薄くなるようではクレームの対象になりかねませんので、仕様メディアの特性とインクのメディアへの浸透力を良く調べ、トラブルを避けるようにすることが重要です。
洗車をすることを考えるとラミ加工は必須項目となります。
プリントメディアとの相性を合わせ、キャスト塩ビ系やアクリル系の物を選択すると良いでしょう。
注意点はメディアと同じ伸縮率のもので可塑剤移行対策の施されたUVカット機能のあるものというのがポイントです。
兵庫県尼崎市出身。
生粋の関西人。
出力業界のカリスマ的存在。
第3回 インクジェット出力を
使って看板を作る時のベスト
マッチング
第5回 出力を頼む人から
見た 知っておくと得する主要
な国内外出力機の特徴