お客様から色指定が来たぁ!どうすれば良い?
色指定は重要なもの。必ずお客様と綿密に打ち合わせし、その色を出力業者の方に正しく伝えましょう。
良く、データー通りで出力依頼をしたら、自分が思っていた色と違う!という事が起こります。
これは、使用しているパソコン、画面、IllustratorのVer、電灯の色、見ている時間帯、周囲の場所の色等々、厳密に言うと限が無いくらい条件が異なります。この条件を同一にする事は不可能ですので、データー通りの色で、という指定はやはり避けたほうが無難です。
伝え方は必ずお互いが現物色を確認できる方法にして下さい。
例えば、DICや東洋インク、PANTON等の色見本帳に載っている色番号を伝える、もしくは指定現物色チップを渡す、またカンプ等の仕上がりプリント見本を渡す等の方法が良いでしょう。
ここで注意が必要な事は、顔料インクで出力される場合、色再現性の面で染料に劣る為、色チップ等に100%合わせることは不可能です。必ずお客様にその旨了解を得ることも忘れないで下さい。又その時、どの程度の色合わせが必要かの度合いも聞いておくとトラブルレスにつながる良い方法となります。
兵庫県尼崎市出身。
生粋の関西人。
出力業界のカリスマ的存在。
第3回 インクジェット出力を
使って看板を作る時のベスト
マッチング
第5回 出力を頼む人から
見た 知っておくと得する主要
な国内外出力機の特徴