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第1回 AiC竹本先生のインクジェット教室
初めての出力

4.データーの作り方

インクジェット出力をする為のデーターの作り方

1  データーの保存型式は必ずAIもしくはEPS

インクジェットプリンターは、ほとんどがRIPという出力ソフトを介してプリント出力されます。
文字や画像、イラストは色々なソフトで作る事ができるのですが、プリンターでの出力は、一般的にはIllustratorもしくはPhotoshopというソフトからファイル型式がEPSデーターとしてプリンターへ出力されます。
その為、Illustratorで扱えないファイル型式ではプリントできませんので注意が必要です。必ずファイルの拡張子をEPSもしくはAI型式で入稿してください。

2  アウトライン化処理は必ずしておきましょう

使われる文字フォントは沢山あります。出力業者が全てのフォントを網羅する事は不可能ですので、出力業者に渡す時は必ずアウトライン化処理(線画データーに変換処理)をしておいてください。このアウトライン化をしておけばフォントではなく線画データになりますので文字化けすることも無くなり、また、その他画像なども含めより綺麗な出力が可能となります。

3  「ぼかし」や「透明」等のフィルター機能を使っている時は

IllustratorVer.9以上の「ぼかし」「透明」等のフィルター関係を使われていると、出力をする際、プリンターの出力用RIPソフトが対応していませんので、ラスタライズ(画像変換機能)し画像データーに変換しておいてください。

4  出力画像解像度はどのくらいに設定すれば良い?

画像データーの解像度は、原寸大にしたときに、その画像が約150dpi前後になるように設定してください。それ以上解像度が大きくても出力品質に大きく影響はされません。また70dpi迄低くなるとかなり荒れた画像となりますので注意下さい。
最終判断は見た目となりますので、必ずお客様に了解を取っておくのが良いでしょう。

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