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第19回 〜WEBメール三段活用
大阪府 デキシー 中島昭二さん

ヤフーが2830円(ADSL接続費用、機器レンタル費用、プロバイダ費用の合計)というあっと驚く価格のサービスの受付を開始しました。まだまだ先の見えない感はありますが、これに刺激されて他社も価格やサービスを見なおし、高速常時接続環境の普及に弾みがつくといいですね。

さて、常時接続かどうかはともかく、最近はたいていの会社にインターネット接続環境がありますね。 というわけで、今回は他人様のパソコンを拝借してメールを最大限に活用する方法をご紹介します。

そもそも電子メールを使うためにはプロバイダーと契約して、メールアドレスをもらい自分のパソコンでメールの送受信環境を整えます。この場合メールは自分のパソコンでしか見ることができません(プロバイダによってはメールの転送サービスを行なっているのでこれを使い携帯電話に転送して見る事もできます)。

みなさんが通常使っておられるこのような電子メール以外にも「WEBメール」と呼ばれるサービスがあります。 これはインターネットを見る環境があればどこにいても自分のメールBOXを見ることができたり、メールを送信したりできるサービスです。具体的にはブラウザからWEBメールのサイトにアクセスしてユーザーIDとパスワードを打ちこむことで自分のメールBOXを開くことができます。

WEBメールには様々なものがありますが、僕がおすすめするのは「ドースル!」というサービスです。 ドースル!はメール以外にもスケジュール管理機能(予定を設定して携帯電話にメールで通知することも可能)や、データを保存するフォルダなどがあり、グループを作成して仲間とデータを共有することもできます。 さらにメールの転送機能がありますから、携帯電話に転送設定をしておくとメールが届いたことがすぐにわかります。

そしてさらに今回はFAXをWEBで見る方法もご紹介します。 サービスの名前は「D−FAX」、これはFAXから送信した原稿をインターネットからTIFFデータとしてメールの添付ファイルとして送ってくれるものです。
この方法だと受信に紙が不要です、というかFAXが不要です。

では「D−FAX」と「ドースル!」を組み合わせてみるとどうなるでしょうか・・・
あらかじめD−FAXのメール送信先をドースル!のアドレスに設定しておきます。
お客さんがFAXを送るとまずドースル!のメールボックスにD−FAXから添付ファイル付きのメールが届きます。
そしてドースル!から転送されたメールが携帯電話に届きます(添付ファイルはカットされます)。
もしあなたが出先で運良くインターネットの使える環境にいればドースル!にアクセスして、受信したメールを開けばFAXをすぐに見ることができます(TIFFデータが開けるソフトがパソコンにインストールされていることが前提ですが、たいていOS付属のビューアーで開けると思います)。

ノートパソコンに無線インターネット環境があればファミリーレストランでも仕事ができますね。 まぁそこまでして仕事やりたくないってのもあるでしょうけどねぇ。あと、わざわざネットにアクセスして広告FAXだったらキレますよね(笑)

※D−FAXは将来的にはホームページ上で届いたFAXを見ることができるようになるようです。

参考URL

「ヤフーBB」 http://bb.yahoo.co.jp/

「ドースル!」 http://www.dosule.com/

「D−FAX」 http://www.d-fax.ne.jp/

「Kオプティコム」 http://www.k-opti.com/eo64