良く使うメディアは、ほぼ決まってきます。出力屋さんで使われているメディアごとの幅サイズと有効プリント幅を控えておきましょう。
特に溶剤系の場合、パージラインという全色のインクを100%噴出してプリントするラインをメディアの片側端に設けることが多いので、そのラインのプリント幅分有効プリント幅は小さくなります。
これは、インクヘッドの詰りを防止して安定的に作画できるようにする為のものです。
デザインするときに是非この事を考慮に入れておかれれば、無駄の無い出力が出来ます。
また、大面積をプリントする場合等、幅継ぎをしなければならなくなった時、重ね代を設けます。この重ね代は施工者、もしくは加工上の都合によって変わりますので、事前にその都合を確認し、継ぎを含んだ出力用の細切れになったデーターを作った物を支給すればデーター加工費を請求されずに済みます。
当然その分の時間短縮も見込めますので、納期を早めることも可能でしょう。
この作業はデーターの作り方によりずいぶん作業時間が変わります。
アウトラインを別々にしたり、レイヤーに分けたりすることによって簡単になり、作業時間がずいぶん楽になりますので、作る時のポイントとして是非覚えておいて下さい。
要は「このデーターのまま出力してくれれば良いですよ」の物を支給すれば良い訳です。
兵庫県尼崎市出身。
生粋の関西人。
出力業界のカリスマ的存在。
第3回 インクジェット出力を
使って看板を作る時のベスト
マッチング
第5回 出力を頼む人から
見た 知っておくと得する主要
な国内外出力機の特徴