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キャラ、キャラ、キャラ、キャラ、キャ・・・。 近年、日本においてキャラクターと接さない日はない。 逆に発想すれば、それほど時代は“キャラクター”を求めていると・・・。 実際、僕は今日珍しく風邪をひいており自宅療養中で、誰とも会わない日のハズなんだけど、それでもキャラには会う会う(笑)。 今飲んでいるヤツの缶にも、食べているモノにも、いたるところに印刷されてるヤン。 家を見渡せば、その数霊よりも遥かに多いではないのっ!

まあ、カンバン界では珍しい話じゃないね。 白木屋をはじめ、社長や創業者をキャラ化したカンバンは少なくないし、写真のようにトンカツ屋なら“ブタ”みたいなアイコンを備えている店は幾らでも目に付きます。

が、それだけに何かが足りないと思いません? そう、足りないのは“人格”! キャラを単なる絵として扱ってはイカンのよ、これからは。 「いつもキャラに人格を!」、これ重要です。 季節によって変わる、動く、感情むき出しにする等々、キャラクターがあたかも生きているよう、カンバンなり印刷物で表現すると、その店のサービスの性質やスタンスを豊かにアピールできます。 例えば写真のカンバン。 これはミラノにあるカフェですが、オーナー夫妻が実に楽しく仕事をしているというのがソッコウで理解できます。さらに、僕がこの店のコンサルタントなら、ナプキンやショップカードなどには、キャラ化された夫婦の表情を変えたり、季節ごとにTPOに合わせた服装を着せたり等々していきます。 それでファンが増えるなら安いモンでしょ?

ちなみに、これはハワイの空港のトイレ表示。 このように、トイレキャラにもローカル人格を加えるのもグウ! 全国の看板屋は、キャラクターに生命を吹き込め! 

 




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