先代は農家の出ですが、商売をやりたくて大阪に出てきたそうです。ミシン屋で修行して独立されたその会社に西川さんは関連のメーカーで2年ほど修行の後、入社されました。親父さんが60歳で代替わりを決めていた為28歳の若さで引き継ぐことに。「幸いなことにそこから売り上げは右肩上がりで伸びている。」親父さんの作った基盤を若い感性で見事に引き継がれていらっしゃいます。
サンケイさんの会社について簡単に説明させていただきますと、テント業界というのがサンケイさんの本来のお客様になります。ウェルダー加工や、ミシン、縫製、ハトメなどテント生地の2次加工を主とした資機材をトータルで販売されていらっしゃいます。「業界のパイ自体は大きくないが逆に当社のように総合でノウハウを含めて提供できる競合は存在しない。」単に、メーカーの商品をチョイスして仕入れるだけでなく現場の声を基にして自社のオリジナルアイディアを商品に変えて提供もしています。
西川さんが看板業界に進出してきた背景には「値段の面でも安全面でもアクリルよりFFのほうが優れている。
従来のアクリル看板がターポリンや、テント、FFに変わっていくはず。」というお考えがあります。
「そのような市場背景の中で、ターポリンや、テント、FFは拡大していくと思うし、現状そうなっている。その時にそのようなメディアを扱うことを看板業界の方に総合サポートしたい。」また「看板業界もテント業界もそれぞれにいい部分を吸収しあって業績を上げ両業界の活性化をお手伝いしたい。いい意味でのボーダレス化。そしてお客様に発展していただき、わが社も発展したい。」というのが西川社長のビジョンです。
二つの業界を股にかけ、業界のボーダレス化を図る若社長。。。素敵(笑)
最近多くなっている溶剤系の出力物ですが、単なる出力物に付加価値をつけるための後加工は重要なポイントになるのではないでしょうか?西川社長に相談することで長年のテント業界でのノウハウを元にしたアドバイスを頂ける事が大きな価値を持つことになると思います。また写真に載っている機械は看板板屋向けに使いやすく、溶着できるようにした機械で中古機械も準備されていますので、興味のある方は一度お問い合わせされるといいと思います。(こんなもんでいいでしょうか?西川さん(笑))
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