と、書くと非常に古い感じの会社かとイメージされるかもしれませんが、生産部門の
平均年齢は27歳。事務所のイメージも非常に若々しく、アイディアにあふれた雰囲気 でした。当日もクッションへの印刷やインクジェットを使ったフルカラーのものなどデザインも重視した楽しいグッズをたくさん拝見させていただきました。
ここで旗の業界について。単に私が知らなかっただけかもしれませんが^^;旗というのは非常に分業化された業界だそうです。ひとつのものを作ろうとすると分業された様々な業種をネットワークして製品を作り上げるのですが、それらを取りまとめるのが「旗屋」と呼ばれる会社なのだそうです。
実は太田旗店さんの最も大きな特徴はこの分業で成り立つ業界背景の中で、大きな武器になります。その大きな特徴とはそれらの分業されている全ての事を社内でこなせてしまうところにあります。実は大分という土地で営業していたことが逆に全てをこなさざるを得ない必然を作ったそうです。おかげで、刷毛染め、ハンドプリント、オートプリント、綿全般、化学繊維、油性プリント、インクジェット製品(綿、ポリエステル、溶剤各種)などをデザインから提案、縫製、仕上げまで全工程でサポートする体制を整えていらっしゃいます。「布関係の事ならどんな事でもご相談ください。」との事。また、一貫生産によって納期や、品質、少量生産への対応も自由自在だという事が大きな武器になっていらっしゃいます。 |