銀一さんのそもそもの成り立ちは進駐軍からフィルムを仕入れて売ることから始まりました。
そこから一般向けの販売ではなくプロの写真家に特化していくことで規模を大きくされ、現在では販売のほかに、レンタル業や、スタジオ業なども展開されさらに海外商品を仕入れるようになりました。
現在ではご承知の通りデジタルカメラの発展と共にいかにプロ対応であっても、その需要の減少は否めない事から新しい業界へのチャレンジを熱心に展開されています。
今回銀一さんがグラフィックの業界に参入されるきっかけは実は70年代半ばまで遡ります。当時写真用に必要になった、皆さんもご存知の「ドライマウント」の機材を仕入れるためにSEAL社さんとお取引を開始され、情報交換をしている間にグラフィック業界について知るようになったそうです。当時からプロに特化しているため良い品を求めて海外を探していたという訳です。
そのつながりから現在、業界メーカーの間では有名なイギリス、ティアラ社さんと代理店契約を結んでいます。日本ではセイコーさんと銀一さんが代理店になっているそうです。そして看板業界に向けてローランドのSJ-500をベースにした改造機にティアラ社のインクを搭載したソルベントジェットを銀一さんオリジナルで開発、販売されています。来るサインアンドディスプレイショーでは新機種の発表もあるとか。また皆さんのお持ちの機械を改造することの可能な改造キットも販売されています。(対応機種はFJ−40,50,42,52、CJ−500)
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