出身県による性格判断という物があるそうです。
私は基本的に性格判断や相性判断などにあまり興味が無いので、そのような物が有るとは今まで知りませんでした。
そもそも県民性の研究から出てきた物のようでなので、単なる性格判断とは少し趣が違うみたいです。
生まれ育った場所によってその人の性格を判断するなんて、ずいぶんと荒っぽい物のように思えますが、社会の中で色々な方々と接すると、出身地による県民性の違い感じる事も確かに有ります。
特に私の居る東京は、｢諸国のふきだまり｣のような所なので、そのような思いをする機会が特に多いようです。
　ちなみにその東京の県民性はといえば、｢何事にも淡泊なこと、行動力に欠ける点。カッコ良さを大事にするから、金は貯まらない。クールに見えるが、意外に人情も厚く、人を信用する。｣だそうです。｢お金が貯まらない｣なんて当りすぎていて耳が痛いですし、悔しいですが他もなんとなく当たってる様な気がします。

私の場合、父（当社社長）が栃木県出身なので、多少そちらの影響を受けているように思えるのでついでに調べてみると、｢恥ずかしがり屋が多く話し下手だから、最初の印象は良くないが、つきあっていくと味わいの出る人が多い。正直で真面目、律儀で堅実だが、慎重すぎて積極さに欠けるきらいがある。｣、これはことうちの親父に限っては、ちょっとはずれているかな。でも味わい深い部分は認めちゃいます。

面白いなと思ったのは長野県です。（長野県の方ごめんなさい悪い意味ではありません）
｢真面目を通り越して、冗談も通じない堅物。頑固で融通が利かないから，つきあいにくい。理屈っぽく議論好きで、何事にも裏付けを求める合理的人間。長寿全国一なのは規則正しい生活をしているから。｣（長生きも県民性なの？）
実は私の知人･友人･同業者に長野県出身の方が多いのですが、驚いたことに皆さんなぜか長寿な方が多かったのでこの話を読んだ時は思わず感心しちゃいました。

同じ地域の出身者だからといって、みな同じ性格になるという物では無いにしろ、大なり小なり共通した性格を持っている部分も有るみたいですね。
この程度の事でも知っておくことで、人間関係上のいらぬトラブルを回避出来たり、そこまでではなくても酒飲みのネタくらいにはなるのでは？

県民性を決めているのは、歴史・地域の位置・気候風土・産業などだそうです。
言葉を返すと、人の性格の形成には、周りの環境から知らず知らずのうちに影響を受けているということになるのでしょうか。
ただ私の個人的な意見としては、知り合った人から受ける影響も大切に思えるので、この様な事柄を踏まえて色々な方々との出会いを大切にしないといけないと思います。
そしてお互いの違いを認め合いながら、｢リスペクト｣し合える人間関係を築いて行けるように日々前進出来たらと思っています。

（有）藤テント工房　狐塚 秀治