S&Dショーを見学を終え、私は、新橋駅SL広場で、待っていた。
看板ナビさんのスタッフ・見知らぬ看板屋さん達を。
早めに着いていたので、噴水の縁に座り、
前にある電気屋さんからもらってきたAIBOのカタログを見つつ、
行き交う人を観察していた。

待ち合わせ場所らしく、多くの人達が回りをきょろきょろしている。
私は、オフ会に出席する見知らぬ看板屋さんを想像しては、回りを見渡していた。
もしかして、この長髪の親父さんかなぁ。この営業マン風の小太りの人かなぁ。
なんて。靴にペンキらしい色をつけた人が前を歩く、きっと看板屋さんだと
思うが、声を掛けられないうちに、街角に消えていった。

S&Dショーの紙袋を持った二人組の男性が改札口から現れた。
歳の頃は60歳過ぎ。このお年で看板ナビのオフ会に、偉いなぁ。スゴイなぁ。
なんて、思っているうちに、いつの間にか居なくなっていた。

退勤ラッシュで人も多くなってきた。
夕方のせわしい雰囲気にビル風で肌寒くなり、夜の寂しさが漂い始めた。
大型ビジョンの光りが一層明るくなったかのように、
武蔵丸が勝った場面が辺りを照らし出しきた。
噴水の水も横殴りのビル風で、噴水の縁半分を座れぬようにしていた。

ちょうど、6時。あいおさんと可愛い女性から声を掛けられた。
看板ナビさんのスタッフの女性で、コンパニオン風の姿から普段着になっていた。
そして、小原さんの一団が突然、現れた。
そして、看板屋さん達の名刺の交換会となり、
別の小柄な可愛い女性から手渡された名刺には「フルヤ宣伝」と書かれていた。
昨夜、ラミレス掲示板で丁寧に私にレスをくれた方の様だ。
文面から滲み出る人柄は、同年代の肝っ玉母ちゃんを想像していたが、
まだまだ幼さを感じさせる女性でした。
脇にちょこんと立っている男性は、彼女の旦那様でした。

彼女が大学時代に夜道を歩いている男性に投縄をかけ、そのまま実家に連れ帰り、
無理やり婿養子にさせられたその男性、本人でした。
確かに首には、縄の痕跡がありました。

何度が掲示板で交互にカキコしていたアリゾナの上野デザインさん。
前々日に、看板の材料で情報をいただいたコマツさん。
幾枚かの名刺を手にし、名前と顔を照らし合わせては、
名刺を忘れた私は、あいおですと名乗らせてもらった。

場所を居酒屋に移すため、電飾・ネオンがつき始めた街を歩く。
みんなで看板の事で弾む会話をしながら、看板ナビの西坂さんの待つ居酒屋に着く。

総勢13名のオフ会となりました。
席順に紹介すると、
今年2月に男の子を出産された東京のサティオさんご夫婦。
実直という言葉そのものの旦那様に、ただいま子育て奮闘中の奥さんが
寄り添っては座り、立ってはみんなの写真を撮っていただきました。
人の良さがにじみでていて、笑い声の素敵な東京のコマツさん。
スーツ姿がよく似合う看板ナビの裏ボス、ダンディ西坂さん。
遠くは四国徳島から来ていただいた映画解説者水野晴郎風サイン企画さん。
私と同郷茨城で、場を盛り上げる関西芸人蔵野孝洋（１３０R）風上野デザインさん。
席を遠くしてしまって、会話が出来なかったが
優しい眼差しにこのオフ会への心配りを感じた
東京のジャスティー・プロモーションさん。
自社施工看板の写真ホルダーをいつも手に持つ
仕事熱心な栃木の那珂クリエイティブハウスさん。
和歌山のフルヤ宣伝さんは、女性で小柄だが、パワフルです。
強い奥さんを持つ身として、私と旦那さんとは意見があい、涙ものでした。
自称日本一平均体重が重い看板屋、茨城の私、増子看板店。(あいお)
看板ナビのマドンナで、小原さんからは名前も教えてもらえぬ
かわいい女性。(教えて)
そして、看板ナビの中性的美少年（小太り）の小原さん。

約2時間のオフ会でしたが、いろんな話しが出来ました。
Webからの仕事受注には、消極的な意見が多かった。
今は、Webを情報収集で使っているようでした。
看板ナビさんのコミュニティの良さには、一同絶賛していました。
看板ナビを一層盛り上げていこうという熱い思いが一杯のオフ会となりました。

この1年、看板ナビさんで交わされた掲示板での会話・メールでの交流が、
着実に看板業界に何かを生み出している事を確かめられた一日となりました。
その何かを目に見えるものにしたいですよね。西坂さん。小原さん。

また、オフ会には、出席できなかった看板ナビスタッフの
佐久間さん・ア☆ンザイさんには、いずれ出会う事を楽しみにしています。

そして、居酒屋を後にし、常磐線スパーひたちの最終21:30に乗り、日立に
帰ってきました。

最後までお読み下さった方に感謝致します。

「増子かんばん.com」
http://www.mashikokanban.com
増子栄寿　
eiju@mashikokanban.com

看板ナビスタッフの日々の成長日記「一息」、面白いので読んで下さい。
http://www.kanban-navi.com/hitoiki/nikki/index.html