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タイトルロジックについて
記事No3219
投稿日: 2002/04/21(Sun) 02:06
投稿者mat@tent
参照先http://www.
関連したような話があります。
漫画家が編集と絵コンテ(ラフスケッチ入り筋書き)片手に打ち合わせを
するとき。要求されるのは絵ではなく「テーマ」や「必然性」なんです。
魅力的な絵は目を引くが持続性が無い。
魅力的な内容は目は引きにくいが、より強力に持続的に惹きつけられる
漫画家はそうやって「面白い」事が何なのかを学ぶ訳です。
喜劇ばかりではなく悲劇もシリアスもナンセンスも恐怖もひっ括って
「テーマが面白い」のです。
実はこの中に配役は揃っています。
編集は「クライアント」
読者は「客」
漫画家は「看板屋」なのです。
読者(客)に受けない漫画家(看板屋)は編集(クライアント)が
採用しない。
実に簡単な図式です。
私はいつも自分の作る看板が「面白い」かどうか考えています。
ところで看板のテーマって多様ですよね。

タイトルRe: ロジックについて
記事No3220
投稿日: 2002/04/21(Sun) 02:29
投稿者デキシー
> 魅力的な絵は目を引くが持続性が無い。

マンガの場合はそうですね、絵だけじゃツライ。

キャラクタ商品の場合はどうでしょう?
キティちゃんって誕生して26年なんですって。
たぁぼうなんて元は落書きですからね。
なにがあたるかわからないのが世の中です。

タイトルRe^2: ロジックについて
記事No3223
投稿日: 2002/04/21(Sun) 11:48
投稿者mat@tent
参照先http://www.
> なにがあたるかわからないのが世の中です。
何が当たるか分からないような事はまともな企業はしません
現にサンリオの編集にも行ったことはありますが
キャラクターの選定にはものすごいものがありました。
有名な漫画家がサンリオのために描いたスケッチは1キャラクタ当たり
数百にのぽったそうです。実際にプレゼンの時の原稿を見たことが
ありますが、圧巻でした。
自前のキャラクターを売ると言う商売はサンリオが始めたのですが
それだけにリサーチ前の検討には並はずれたものがあります。
これは売れると思って出しても売れない時代なのです。

タイトルRe^3: ロジックについて
記事No3224
投稿日: 2002/04/21(Sun) 12:03
投稿者デキシー
> これは売れると思って出しても売れない時代なのです。

時間とお金をかけて出しても売れないものは売れないし、かと思えば魚屋さんのプロモーションで店頭で流すために作った曲が突然ヒットしたりする。
周到にマーケティングして作られたものがコケて、現場でなにげなくできたものを面白いねって出してみたら予想以上に売れたってこともあるわけで。
だから世の中はわからない、オモロイんとちゃいますか、と突然大阪弁(笑)